holy moly!〜U.S.Aで生きてみた〜

アメリカ生活の記録♪

〜みんなの健康を願って〜 日本到着編

こんにちは!

昨日、帰国してから1日。

ただ今、ホテルで自主隔離中です。

 

昨日、帰国したことをお伝えしたら

沢山の方に『無事帰国できてよかったね!』と声をかけて頂き…ありがとうございました。

 

そして、帰国についてのご質問もあったので、

私が体験した帰国状況をお伝えしようかと思います。

(個人的な経験談なので、どこまで参考になるかわかりませんが…)

 

※私が利用したのは関西国際空港ですので、東京の方など、また対応が違うかもしれませんので…ご注意下さい。

 

アメリカ国内編〜

4月2日

東海岸に住む私は、ロスまでアメリカの国内線で移動予定でした。

しかし当日朝、航空会社から予定の便の欠航のメールが…😨

予定より早い便でサンディエゴ経由でロスまで行くようにと…。

もうこの時点で帰国が不安に。

 

サンディエゴまでのフライトは本当に人がほぼいない状態でした。

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噂には聞いてましたがこんなに少ないとは…

確かに空港も人がほとんどいなかったです。

(朝一だった事もあるかもしれないです)

 

ただスタッフの方々はいつもとあまり変わらない感じで…マスク着用の方もチラホラ。人との距離もそんなに気にせず会話を楽しんでいるような姿も。

 

サンディエゴからロサンゼルスまではとっても近く1時間もなかったので、飛行機苦手な人間からしたら助かりました😅✈️

 

ロサンゼルスも人は少なめ。

ただ、日本人の方が多く、すれ違うたびに日本語が聞こえてなんだか嬉しかったです。

 

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そこから日本まで12時間のフライト。

航空会社の方によると、飛行機は空気を循環させているので約3分ごとに全ての空気が入れ替わるんだとか…。

なので、密室ですが感染リスクは低いそう。

 

日本の便はCAさんたちもマスク着用でした。

お客さんも日本人ばかり。

日本への便はほぼ満席でした。

 

お子さん連れの方もいて、お母さんが抱っこしながらお子さんをあやしたり、大変そう。何かお力になりたいけど、そういうわけにもいかず…。

こんな状態だとお子さん連れはますます大変ですよね…。お子さんがいらっしゃる方が帰国を迷う理由がわかる気がしました。

 

〜日本到着編〜

4月3日

日本到着。

ここからが一番大変でした。

 

空港に着いたのが午後6時半。

そこから、飛行機の中で検疫官の方が来られサーモグラフィーで体温検査。

そして、用紙に記入。

 

用紙の内容は、簡単な問診(体調は悪くないか、薬を服用してないか、など)と2週間の自主隔離中の滞在先、連絡先などでした。

 

その後、自宅に帰る人、お子さん連れの方を優先的にPCR検査へ。

ホテル宿泊予定者は、自分で事前に予約していてもキャンセルするように言われ、国の指定するホテルに検査結果が出るまで宿泊するように言われました。(結果が出るまでは無料で宿泊させて頂けました)

↑この対策が始まったのが、ちょうどこの日からだったそうです。

 

飛行機から降りるまでにすでに1時間。

 

飛行機をやっと降りたかと思うと…

今度は空港の通路に椅子が並べられ、そこで検査の順番待ち。

ここから検査までなんと5時間ほど…。

少しずつ列は進むものの…検査場所までが遠い遠い…😅

その間にも先ほどの用紙のチェックや移動手段の確認などがありました。

※公共交通機関は❌

自家用車またはレンタカーは⭕️

 

やっと、検査室に入り(家族は一緒入れました)完全防備の先生と助手の方が。

1人ずつ、検査。インフルエンザの検査のような鼻から検査する形でした。

 

検査自体は一瞬。

 

その後、ホテル組は全員一緒に自衛隊のバスでホテルまで送迎していただけることに。

しかし、まだホテルの用意ができていないと検査待合室やロビーで待機。

 

この時点で既に夜の11時30分すぎ。

 

あまりに長い待機になったので、おにぎりとパンの支給がありました!お茶も!

 

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乗客の皆さん大喜び!

久々の日本のおにぎりー♡

お仕事とは言え、空港スタッフさんが何度も謝り、我々だけ食事をもらうのもすごく申し訳ない気持ちに…。

一緒にみんなで食べましょうと言いたいくらい。

大変なのは我々だけじゃないですよね。

 

そこから初めて乗る自衛隊のバス。

こちらもニュースで見るような完全防備で上から下まで真っ白な服にマスク+サンバイザーのような保護マスクをつけた方々が。(←うまく表現できない😂)

 

ホテルの裏口までバスで移動して、そこからまた別の職員の方が、ホテルの部屋を割り振り。

その間も車内待機で、アレルギーの有無など確認されました。

 

お弁当の用意もあったそうですが時間切れ…(衛星管理上)なので、1人一個カップ麺を頂けることに。

 

ホテルの部屋に着いたのが、午前1時前…。

ということは到着してからここまで、6時間以上ですね。

 

次の日の朝食からは、部屋のドアノブに食事をかけてくださるとのことで。

ピンポンを押してくださるので、届いたことがわかります!

でも、接触を防ぐために少し待ってから取って下さいとのことでした。

 

こんな感じで今に至ります。

 

今回の帰国にあたり…それはそれは沢山の方にお世話になりました。

 

不安を抱えて帰ってくる私たちですが、こちらで迎え入れる人たちはもっと大変じゃないかと。少し帰国したことを申し訳なく思うくらい…💧

 

空港職員の方も自衛隊の方も、検疫関係の方も…みなさんもリスクを抱えないといけないですよね…。

 

それでも、日本人。

とても丁寧で親切な対応ばかりでした。

笑顔を絶やさないし、時間がかかるのも仕方ないのに謝ってくださったり、食事の手配をして頂いたり。

 

自分の帰国がこんなにもたくさんの方の力をお借りしないとできないと感じました。

自分がテレビやネットで見ていたような立場になるなんて。

 

本当にお世話になった方々には感謝しかないです。スタッフの方の健康を願うしかできません。

 

同じ人間なのになんだか立場が違うと…

 

これはお客様とか言ってる場合じゃないですよね。どれだけ自分が助けてもらっているか。

 

私が嬉しかったのは、帰国者の態度も良かったこと!(なんか偉そうな言い方ですね💧すみません)

みなさん、待ち長くても怒ったりせず、スタッフさんへの質問も落ち着いてされ、していただいた事にはすごく感謝していました!

 

相手の事を思うってとても素晴らしい!と

なんだかすごく幸せな気持ちに♡

 

異常に文章長くなってしまいましたが…

無事に帰ってこられて本当に良かったです。

 

これから帰国予定の方、随時対応は変わってくると思いますが…どうぞ、お気をつけて帰ってきてくださいね。

日本の方はみなさん、優しく迎え入れてくれます☺️

 

アメリカに残られている方もどうぞ、体調お気をつけて。

 

長々となりましたが、忘れないうちに!

早く平穏な日々が戻る事を祈って。

 

最後までありがとうございました😊